2015年12月26日

イスラムイコールテロではない

イスラム系テロリストによる無差別殺人が原因で
移民政策そのものの見直しが求められています。

日本も他人事ではありませんが、ヨーロッパでは
かなり逼迫している問題です。

実際、この前のフランスでのテロは、移民に紛れて
入国したテロリストによる犯行でした。
何の罪もない善良なイスラム教徒が、一部のテロリストのせいで
差別を受ける事になるのです。

テロリストの多くはイスラム教徒とは言えません。
中東出身ですらない場合が多いのです。

中東に生まれ、ムスリムであるというだけで、
常に紛争に巻き込まれる危険性があり、逃げ場もありません。

中東に住む多くの人たちは人懐っこく大らかです。
一日も早く平和が訪れる事を祈らずにはいられません。


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2015年10月15日

トルコのテロは今に始まったことではない

イスラム国への空爆について、様々な情報が飛び交っています。
ロシアが空爆を続け、イスラム国がそれに対して報復を表明など
相変わらずきな臭い状況に変わりはありません。

その一方で、イスラム国へ英米が支援をしているという情報もあり、
最早一般人には何が水面下で動いているのかさっぱりわかりません。

さて、そんなシリアの隣国トルコでも、近年テロが急増し
社会問題となっています。
と言っても、トルコのテロは昔からあるもので、今に始まったことでは
ないのです。

あの国の政策はアタチュルクのイスラム革命以降、ずっと一貫して
民族純化政策を取っているからなんです。

実際は多民族国家のトルコ、トルコ民族以外にも沢山の少数民族が
存在し、それぞれの文化や言語を使うことを禁じられています。

無理やり押さえつけられれば反発が起きるのは必定。
もし日本がアメリカの植民地として、日本民族であることを否定され、
日本語の使用を禁止されたらどうしますか?

同じことがトルコで起きているのです。
親日国トルコですが、見過ごせない歪んだ政策がそこにはあります。
大好きな国だからこそ、変わって欲しい。

posted by Maat at 11:28 | Comment(0) | イスラム基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月01日

エジプトでまたもテロ

エジプトは今混迷の真っただ中にいます。

テロは以前からあり、日本人観光客も凶弾に倒れ
物言わぬ姿での帰国となってしまったことがあります。

世界有数の観光国でありながら、その反面テロ多発国家
でもあるのです。

近年イスラム国による悪逆非道な殺人行為が頻発していますが、
断食期間中に断食を破った少年を処刑したといいます。
エジプト人もイスラム国の犠牲になっていますが、きな臭い昨今
観光にも悪影響を及ぼし、貴重な外貨獲得が著しく低迷しています。

テロは一般市民にとっても敵であることに変わりありません。
害獣として厳しく取り締まるべきなのです。

さて、そのエジプトで29日に列車を狙った爆弾テロがあり、
標的となったバラカート検事総長が亡くなりました。
昨年のクーデターで拘束されていたモルシ大統領は死刑判決が下り、
最早無秩序な状態になりつつあるのです。

それでも、もう一度エジプトへ行きたいと願ってやみません。
一日も早く平和になります様、七夕の短冊に願を書けます。
posted by Maat at 00:34 | Comment(0) | イスラム基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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